(過去記事)『シロクマといっしょにお引っ越し!?』書評
- 杉本 詠美
- 2022年4月8日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年6月23日
「[書評]のメルマガ」の「いろんなひとに届けたい こどもの本」で紹介していただきました
(※ココログに2021年1月に書いた記事の転載です。ブログのお引っ越しのために、過去記事をいくつかこちらに移しています。)
「[書評]のメルマガ」vol.715 林さかなさんの「いろんなひとに届けたい こどもの本」で『シロクマといっしょにお引っ越し!?』を紹介していただきました。
子ども自身の気づいていない「助けてほしいシグナル」をシロクマのミスターPがさりげなく受け止めてくれる、というところ、うんうんとうなずいてしまいました。
そんなふうに子どもを支えられる大人になれたらと思いますが、大人だって「助けてほしいシグナル」をうまく発せなかったり、追いつめられている自分にうまく気づけなかったりします。シロクマのシリーズに登場する親は、いい親になろうと思いながらなかなかうまくいかず、やっぱり自分でも気づかずに「助けてほしいシグナル」を発しています。そしてミスターPはそんな親たちのシグナルもさりげなく受け止めてくれます。
どのお話でも最後にはミスターPは主人公のもとを去ってしまいますが、そのときには、その子にも親にも周囲のひとたちとの新たな絆ができたり、絆が深まったりして、気持ちが楽になり、毎日がうまくまわるようになっています。ミスターPの物語がそんな変化を生むヒントになってくれたらいいなと思います。子どもだけでなく、いろんなひとに読んでもらいたいシリーズです。
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