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シベリア抑留・原爆体験者のお話を聞く
昨日は平和を考える地域のイベントで、18歳でシベリア抑留を体験されたかた、1歳8か月のときに妊娠中のお母さまと広島駅近くで被爆されたかたのお話を聞きました。 わたしの両親はともに満州からの引き揚げで、父方の祖父はシベリア抑留を経験しました。まだ小さい三人の息子を抱えた祖母が、広島県の山間の町に落ち着いた後、刑務官となって家族を養ったこと、夜勤も多い母親の留守に三兄弟で家事をしたことなどは話を聞くことがありましたが、祖父は戦争や抑留のことをいっさい語りませんでした。計算してみると、抑留当時、祖父は40代です。昨日うかがった話からすると、40代は年齢が上のほうで、命を落とす人も多く、極寒の地での厳しい収容所生活はことさらつらかっただろうと、あらためて考えました。祖父の背中には袈裟懸けに大きな傷痕があり、それがいつどうしてできたものかも話してはくれませんでしたが、わたしはいつもそれが祖父が戦争に行った証のように感じていました。昨日は祖父から聞けなかった話が聞けたこと、よかったと思います。 被爆とその後の体験を語ってくださったかたの話の中には、両親が

杉本 詠美
8月24日読了時間: 3分


もうひとつのイベントと夏休み
8日(土)のつづきの絵本屋さんでのトークイベントにつづいて、9日(日)は別の書店でもイベントがありました。こちらはもっとカジュアルな「茶話会」でしたが、学校図書館関係のかたがたを中心にこちらも10人あまりのかたが集まってくださいました。開始時間前からおしゃべりが始まり、終了後もおしゃべりがつづいて、みんな写真を撮るのをすっかり忘れて盛り上がってしまったので、写真がありません。おいしいケーキも出たのに! こうして始まった夏休み、メインイベントは今年も母校吹奏楽部の現役とOBの合同演奏会です。40年以上前に吹いた懐かしいホルストの第一組曲とか、嵐のメドレーなどのプロログラム。演奏会のおかげで毎年顔を合わせるようになった、現役当時の同期や先輩、後輩、卒業後何十年もたってから知り合ったもっと若いひとたち。知り合いもどんどん増えて、「久しぶり~」「元気だった~?」と言うところからすでに楽しい、楽しい。本番には客席にも同期や後輩が聴きにきてくれて、ほんとに幸せでした。 ほかにも、同期の学年会があったり、学年会に出ない友人とのランチがあったり、従妹とも恒例

杉本 詠美
8月18日読了時間: 2分


「10代がえらぶ海外文学大賞」YouTubeチャンネル
「10代がえらぶ海外文学大賞」のYouTubeチャンネルができました。 「10代がえらぶ海外文学大賞」YouTubeチャンネル 今年度2次投票ノミネート作7冊の紹介動画が公開されています。10代のみなさん、ぜひ見て、おもしろそうだなという本を読んで、投票してください。「みんなの感想」も募集中です! 投票は10月12日まで。夏休みは残り少なくなりましたが、投票締め切りまではまだまだ時間あります。

杉本 詠美
8月15日読了時間: 1分


倉敷「つづきの絵本屋」さんでのイベント
8日(土)は、岡山県倉敷市の「つづきの絵本屋」さんでのトークイベントでした。 多くの絵本作家・イラストレーターさんの原画展やトークイベント、ワークショップを開催されているつづきさんですが、翻訳者のイベントは初めてとのこと。常連さんや絵本専門士のかたなど、10人以上のかたがご参加くださり、楽しい時間を過ごさせていただきました。もともと絵本好きのみなさんですが、翻訳絵本への興味をさらに高めていただけたのではないかな~、と思います。 店主の都築さんと

杉本 詠美
8月12日読了時間: 1分


トークイベント(8月8日)お知らせ
来月8日、岡山県倉敷市の「つづきの絵本屋」さんでトークイベントをさせていただくことになりました。 日 時:8月8日(土) 13︰30〜15︰00 定 員:15名(要予約) 参加費:1,500円(ワンドリンク付き) 詳細はこちらから↓ 8月8日つづきの絵本屋トークイベント つづきの絵本屋さんでは多くの絵本作家さんがイベントを開催されていますが、翻訳者はおそらく初めてとのこと。直近刊行の絵本を中心に絵本翻訳にまつわるあれこれをお話ししたいと思います。 お近くのかた、ぜひお越しください。お申込みはつづきの絵本屋さんまで。 こちらは去年お訪ねしたときの写真。そうでした。偕成社さん、光村教育図書さん、化学同人さんと偶然お会いするというラッキーな日でした。

杉本 詠美
7月22日読了時間: 1分


精神障害当事者の声を聞く(2)
昨日は、精神障害について、当事者の声を聞き、考える、というイベントに行ってきました。お話しくださったのは、以前にも同じ会で話をしてくださった、当事者であり、当事者やその家族、支援者が気軽に自分の経験や障害について語り合える居場所づくりの活動をするNPO法人の代表、副代表のかたがた。それぞれご自身がどのように発症され、その後どういう経緯をたどられたのか、自身の体験から何を伝えたいか、精神疾患のあるひとにどう接したらよいか、NPO法人の活動の窮状など、短い時間にもさまざまなことを教えてくださいました。 また、会場には、この春就任されたばかりの区長もお見えになっており、参加者から次々と、それぞれの立場で区政への要望や提案が寄せられました。精神障害者の支援を行っているかた、障害者とほかのひとびとが自然に出会い交流できる場をつくっていらっしゃるかた、ひきこもりの支援をされているかた、発達障害の子どもの支援をされているかた……。 精神障害の発症は10代から20代の若い時期が多く、とにかく少しでも早く支援につなげなければならないこと、家族にも友人にも話せな

杉本 詠美
7月12日読了時間: 2分


ご紹介いただきました『FOOD for ALL すべての人に食べものを』
昨日の JPIC絵本アワー「こんにちは、絵本たち!」で『FOOD for ALL すべての人に食べものを』(メアリ・ホフマン文/ロス・アスクィス絵/少年写真新聞社)をご紹介いただきました。 ガイド役は、JPIC読書アドバイザーの安冨ゆかりさん。明るく楽しく優しく、絵本をご紹介くださいました。 わたしたち作り手側からのメッセージとして番組内でもお伝えさせていただきましたが、読者のみなさんには、まずは楽しく読んでほしい。そして、考えるタネがたくさんちりばめられた絵本なので、読んで「そうだなあ」と思ったり、「へえ」と思ったり、「どうして?」「どうすればいいのかな?」と思ったりしたことを、その後の毎日のなかで再発見し、関心を拡げ、考えを育てていってもらえたらと思います!

杉本 詠美
7月12日読了時間: 1分


「10代がえらぶ海外文学大賞」トークイベント
昨日は、「〈10代がえらぶ海外文学大賞〉 スピンオフ:第二次投票ノミネート作品以外の本について語ります!」@青山ブックセンター本店 に行ってきました。 まずは二次通過作以外の15作について、選考委員のみなさんが1冊3分の推しスピーチ……のはずが、なかなか3分でおさまらない(笑)。そりゃそうですよね。言いたいことがありすぎる。 わたしはまだ22作のうちの半分しか読めてなくて(昨日は『そして砂漠は消える』を読了!)、次どれから読もうかと3冊で迷ってたのに、べつの3冊も読みたい気もちがぐーっと上がってしまったうえに、「これはおもしろいよ」と娘からべつの作品をすすめられて、ますます決められなくなりました。これはもうあみだくじ? 22作をそれぞれの訳者が紹介したリーフレット、わたしも近隣図書館や、つてのある学校図書館に配布させていただきました。本好き10代のみなさんに届いてほしい! まずは1冊でも読んでみて、感想をお友だちに伝えてみて! そして、ぜひ投票に参加してください。すでに1日から投票期間に入っています。でも、終了の10月12日までにはまだまだ

杉本 詠美
7月6日読了時間: 2分


「10代がえらぶ海外文学大賞」小冊子ができました
第2回「10代がえらぶ海外文学大賞」の1次通過22作を紹介する小冊子ができました。全国の応援書店・図書館にもそろそろ届くころかと思います。公式サイトの「拡材」のところからダウンロードすることもできます。 10代がえらぶ海外文学大賞 10代のかたのみが参加できる2次投票の開始は、いよいよ明後日、7月1日から。おもしろい本がそろっています。たくさんのかたがご参加くださいますように!

杉本 詠美
6月29日読了時間: 1分


第2回「10代がえらぶ海外文学大賞」二次投票ノミネート作品発表!
「10代がえらぶ海外文学大賞」、二次投票の投票対象となる7作が発表されました。なんと、『さあ目をとじて、かわいい子』も、そのなかに選ばれています! この機会にぜひ若いかたがたに手にとっていただけたらと思います。 二次投票の期間は、7月1日(水)〜 10月12日(月)。大賞作品の発表は、11月3日(火)です。 それまでに関連イベントも開催されます。 〈10代がえらぶ海外文学大賞〉スピンオフ:第二次投票ノミネート作品以外の本について語ります!(7月5日) 6/22(月)には、選考委員が2次ノミネート作品7冊について語るオンラインイベント(YouTube 配信★無料)も開催されます。14時からです。

杉本 詠美
6月16日読了時間: 1分


ご紹介いただきました『FOOD for ALL すべての人に食べものを』
6月13日配信の「[書評]のメルマガ vol.842」、林さかなさんの「いろんなひとに届けたい こどもの本 176 むかしといま」で『FOOD for ALL すべての人に食べものを』(メアリ・ホフマン文/ロス・アスクィス絵/少年写真新聞社)をご紹介いただきました。さかなさん、ありがとうございました!

杉本 詠美
6月13日読了時間: 1分


新刊お知らせ『FOOD for ALL すべての人に食べものを』
先日お知らせしたこちらの絵本も刊行になりました。 『FOOD for ALL すべての人に食べものを』(メアリ・ホフマン文/ロス・アスクィス絵/少年写真新聞社) 「いろいろ いろんな~」シリーズの仲良しコンビ、メアリ・ホフマンとロス・アスクィスによる、サステナブルイーティングの絵本です。 生きるためには、食べることが必要。そして、何をどう食べるかは、人の生き方にもかかわっています。日本では、戦後どんどん国が豊かになって、食生活も豊かになった――と思っていたけれど、このところ、ちょっとそうでもないかなと感じます。食料品の値段はどんどん上がって、どの商品も「こんなに小さかったっけ?」「これだけしか入ってないの?」とがっかりすることばかりだし、「異常」じゃなく「通常」じゃないの?と思うくらいに毎年毎年の異常気象で特定の食材が店頭から消えてしまったり、びっくりするような値段になったり。経済的に苦しい家庭が増えて、満足に食べることができない、なのに公的支援も十分でなく、フードバンク活動や子ども食堂が広まっているという「イイネ!」と単純には言いがたい現状が

杉本 詠美
5月27日読了時間: 2分


新刊お知らせ『知らないどこかへ 難民となった子どもたち』
先日お知らせした絵本が刊行になりました。 『知らないどこかへ 難民となった子どもたち』(カシュミラ・シェット文/ニコロ・カロッツィ絵/汐文社) 副題にあるとおり、「難民」の子どもたちを描いた絵本です。表紙で、両親に手を引かれながら、悄然と後ろを振り返る女の子。この子はいままで住んでいた土地に大好きなおばあちゃんを残して旅立つところです。別の場所で、同じように両親に手を引かれ、綿畑のなかの小道を行く男の子も、後ろ髪を引かれるように来た道を振り返りながら、ほかの何組もの家族につづいて歩いていきます。爆撃を受ける町の通りを母親に手を引かれて懸命に走る女の子は、目を大きく見ひらき、片手に人形をしっかりと抱えています。 手に持てるだけの荷物を持って旅立つ3組の家族、3人の子どもたちを、これから何が待ちうけているのでしょうか。 本文にはありませんが、3組の家族はそれぞれ、チベット、シリア、ウクライナから国外に逃れて難民となった家族だということが、原書のカバーソデに書かれており、邦訳のカバーでもそのことを示し、後ろソデでそれぞれの事情について、少し説明を

杉本 詠美
5月25日読了時間: 3分


上野の森親子ブックフェスタ2026
GWの4日、5日は、上野の森ブックフェスタに行ってきました。4日はお天気がちょっと心配でしたが、当日は快晴! 今年も会場はにぎわっていました。 汐文社ブースでは、難民関係の2作、『いえ あるひ せんそうが はじまった』と今月刊行予定の『知らないどこかへ 難民となった子どもたち』をならべていただきました。おかげさまで、用意されていたものは完売とのことで、お買い上げくださったみなさま、ありがとうございました! 少年写真新聞社ブースには、『いろいろ いろんな かぞくの ほん』と『いろいろ いろんな きもちの ほん』。そして、お立ち寄りのみなさま、ご購入のみなさまに、近刊『FOOD for ALL すべての人に食べものを』の特製うちわや「いろいろ いろんな~」シリーズのクリアホルダーを配ってくださいました。 会場ではたくさんのかたにお会いできました。出版社、絵本・児童書関係のかたがた、翻訳仲間のみなさんはもちろん、5日前にカフェで知り合い、わたしの絵本を探しに来てくださったかたがあったり、いつもわたしの訳書を読んでレビューを書いてくれる高校の同級生

杉本 詠美
5月10日読了時間: 2分


平和を祈ってボルシチを食べる
たまに訪れるカフェ――と名前がついているけれど、どちらかといえばサロンのような場所に「ボルシチを作ります」と誘われて、行ってみたらば、「ウクライナの平和を、世界の平和を祈ってボルシチを食べる会」でした。 奥の男性3人は、左からチェチェン、フランス、ウクライナのかた。ボルシチを食べる会だけど、並んでいるのは、ウクライナの黒パンもあるけど、そうでない黒パンもあったり、フランスパンだったり、ひじきのおむすびだったり、アラビアのお菓子だったり、日本酒だったりワインだったり。 集まっているのも、いろいろな社会活動をされているかたがただったり、文化人類学の研究者だったり、能楽師のかただったり。 ボルシチはおなじみの赤いのではなく、緑のボルシチでした。スイバかスカンポが入ってるそうで(どっち???)。 話題もあっちへ行きこっちへ行き、おもに映画の話だったりしましたが、とにかくウクライナに平和を、世界に平和を。日本も「平和国家」の名に恥じない国であってほしい。武器など売るのはやめ、ひとの命やひとの生活をだいじにする国でありますように。どこかの国に媚びるの

杉本 詠美
5月3日読了時間: 1分


第2回「10代がえらぶ海外文学大賞」一次投票 結果発表!
先日、第2回「10代がえらぶ海外文学大賞」一次投票の結果が発表されました。拙訳書『さあ目をとじて、かわいい子』も22作品のひとつに選んでいただきました。投票してくださったみなさま、ありがとうございます! 未読のみなさまも、この機会にぜひお手にとっていただければと思います。ちょっと重い話ではあるのですが、大人のかた、まわりの10代のかたがたにも、おすすめいただけたら、うれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。

杉本 詠美
4月28日読了時間: 1分


新刊予告『知らないどこかへ 難民となった子どもたち』
出版社サイトに情報が出ました。『知らないどこかへ 難民となった子どもたち』(カシュミラ・シェット文/ニコロ・カロッツィ絵/汐文社)。 知らないどこかへ 難民となった子どもたち(汐文社) タイトルにもあるとおり、「難民」の子どもたちを描いた絵本です。表紙で、両親に手を引かれながら、悄然と後ろを振り返る女の子。この子はいままで住んでいた土地に大好きなおばあちゃんを残して旅立つところです。別の場所で、同じように両親に手を引かれ、綿畑のなかの小道を行く男の子も、後ろ髪を引かれるように、来た道を振り返りながら、ほかの何組もの家族につづいて歩いていきます。爆撃を受ける町の通りを母親に手を引かれて走る女の子は、目を大きく見ひらき、片手に人形をしっかりと抱えています。 手に持てるだけの荷物を持って旅立つ3組の家族、3人の子どもたちを、これから何がまちうけているのでしょうか。 本文にはありませんが、3組の家族はそれぞれ、チベット、シリア、ウクライナから国外に逃れて難民となった家族だということが、原書のカバーソデに書かれており、邦訳のカバーでもそのことを示し、

杉本 詠美
4月28日読了時間: 2分


2026.4.8 国会前
昨夜行われた国会議事堂前のデモに参加しました。初めて買ったペンライトの色は、平和を願う青と人権尊重を訴える紫。全国連帯で、山形、大宮、横浜の翻訳者仲間もそれぞれの場所で立っていると知り、とても心強かったです。 憲法改正反対。武器輸出反対。差別反対。小さな声、声なき声に耳を傾ける社会を願って。

杉本 詠美
4月9日読了時間: 1分


ご紹介いただきました『ねえ、きいてみて! みんな、それぞれちがうから』
リビングふくおか・北九州Web で、 『ねえ、きいてみて! みんな、それぞれちがうから』 (ソニア・ソトマイヨール文/ラファエル・ロペス絵/汐文社)をご紹介いただきました。 絵本専門士が選ぶ、「新学期までに読みたい!多様性包摂絵本」 進学・進級の季節ですね。世の中では、平和、人権、共生といったことが、いままでに増して身近な問題として考えなおされているように感じます。すべてのひとにとって生きやすい社会、みんなが幸せに、楽しく生きられる社会を目指す種が、子どもの本を通じて蒔かれ、育っていくことを祈ります。

杉本 詠美
3月24日読了時間: 1分


ご紹介いただきました『いろいろ いろんな かぞくの ほん』
pecoさん、JESSICAさんのポッドキャストで 『いろいろ いろんな かぞくの ほん』 (メアリ・ホフマン文/ロス・アスクィス絵/少年写真新聞社/2018年) をご紹介いただきました。 #146【子供の頃、親の幸せを願った事がなかった】 (2026/02/16 pecoとJESSICA Podcast) 「すっごい好きな本」「すてきな本」と言っていただけて、ほんとにうれしい。pecoちゃん、いつもご紹介ありがとうございます! わたしも pecoちゃんが大好きです。

杉本 詠美
3月9日読了時間: 1分
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