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新訳『おちゃめなふたごの探偵ノート★新学期』

  • 執筆者の写真: 杉本 詠美
    杉本 詠美
  • 6月4日
  • 読了時間: 3分

更新日:6月18日

 もうひとつ、つきあわせのお手伝いをさせていただいた本が刊行になりました。ポプラキミノベル「おちゃめなふたご」シリーズ(イーニッド・ブライトン作/田中亜希子訳/ポプラ社)の第3巻、『おちゃめなふたごの探偵ノート★新学期』です。ふたごの探偵コスプレが超キュートな加々見絵里さんのイラストが表紙の新訳第3巻は、原作、旧訳の3巻(『おちゃめなふたごの探偵ノート』)と4巻(『おちゃめなふたごの新学期』)をあわせた合本になっています。


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 春休みの終わりに遊んだ友人がおたふく風邪になってしまったため、潜伏期間が明けるまで、学校にもどるのを自粛しなくてはならなくなったふたご。幸いどちらも発病せずにはすみましたが、みんなとは1週間遅れの新学期という、ちょっと残念なスタートを切りました。同級生には、新たに個性豊かな5人の転入生が加わっています。

 セイディ・グリーンは、アメリカ人のお金持ち。ふたごのいとこで、きれいなもの、キラキラしたものが大大大好きなアリスンは、すでにすっかりセイディに魅了され、自分には似合わないファッションをまねしようとして、みんなに辛辣にからかわれています。カーロッタ・ブラウンは活発でおもしろい子だけど、かっとなりやすくて、そのうちにひと悶着起こしそう。ボビーこと、ロバータ・エリスはいたずら好きで、同じくいたずら者のジャネットと意気投合しており、これまたいままで以上の騒ぎを引きおこしそうです。おとなしいパメラ・ボードマンは13歳。1年生の最年少ですが、成績はトップ。勉強のしすぎを今からみんなに心配されています。残るひとりはプルーデンス・アーノルド。気取り屋の優等生だと、早くもみんなから嫌われています。

 ……と、最初から波乱のにおいしかしない「探偵ノート」! ついには大事件が!


 さて、「新学期」でふたごたちは2年生に進級します。成績抜群だけど1年生最年少だったパメラは引きつづき1年生をやることになり、ほかにも学校を去る子がいたり、新しく入ってきた子がいたり、ふたごの同級生の顔ぶれにも変化がありました。3年生に上がれず、2年に残留した子もいます。「意地悪エルシー」と「なまけ者アンナ」、このありがたくない呼び名をもらっている残留組のふたりが、共同で2年生の学年代表をつとめることになり、ほかの子たちは不満たらたらです。

 新しくやってきたのは、転入早々「学期半ばにはこんな学校やめてやるから!」と宣言する、気が強くて協調性皆無のミラベルと、陰気くさくてみんなとうちとけようとしない「しょんぼりガール」のグラディスのふたり。期待に胸をふくらませて進級したはずなのに、そんなこんなで2年生はガタガタ! 当然、またまた波乱、波乱です。


 じつは先月末まで、この続き、原書5巻・6巻のつきあわせをさせていただいていました。とくに第6巻、最終巻だけあって、めちゃめちゃおもしろいです。田中亜希子さんのポップでチャーミングな新訳の本領発揮では?と、今からおすすめしたい! 乞うご期待です! なので、その前に『おちゃめなふたごの探偵ノート★新学期』、読んでおいてくださいね!


 そうそう。田中さんが新刊を送ってくださるときに、こんなお菓子も入れてくださいました。オードリーのマドレーヌ! あらかわいいハート形、と思って開けてみたら、もっとかわいいリボン形でした! ちょうど同じ日に新刊を送ってくださった村上利佳さんはアリスの紅茶とコーヒーをくださって、なんてタイミングばっちりなんでしょう。どちらもおいしくいただきました! ごちそうさまでした!


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