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クリスマスストッキングを編んでみました。

  • 執筆者の写真: 杉本 詠美
    杉本 詠美
  • 2023年12月6日
  • 読了時間: 2分

 今年もクリスマスが近づいています。胸の痛くなるニュースが日々流れるなかですが、クリスマスは子どもが夢や希望をもって笑顔でいられる日であってほしいと思います。


 今年は3歳の孫娘におもちゃやお菓子といっしょに、クリスマスストッキングをプレゼントすることにしました。……が、探せばすぐ見つかるだろうと思っていた作り方が見つからない。しかたなく、『ラトビアの手編み靴下』という本を参考に、試行錯誤し、何度も計算し直し、なんとかそれらしい形に仕上げました。どうでしょう?


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 これにぎゅうぎゅうとプレゼントをつめこんでみると、なんだかとてもかわいそうな形に……しかも、どう考えても重すぎる。ひとまず、つっこんだものをぜんぶひっぱりだしました。靴下さん、ごめんなさい。これはさすがに荷が重すぎたよね。


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 さて、靴下といえば、『クリスマスとよばれた男の子』(マット・ヘイグ作/西村書店)で、エルフのおもちゃ職人ロカがあることへのお礼として、のちにファーザー・クリスマス(サンタクロース)となる少年ニコラスにたくさんのおもちゃをプレゼントする際、それを入れる袋として使ったのは、横で夫が履いていた靴下でした。マット・ヘイグらしいユーモアです。


 続編の『クリスマスを救った女の子』『クリスマスをとりもどせ!』を合わせた3部作「クリスマスは世界を救う」は、そんなユーモアがちりばめられた作品ですが、心ウキウキの楽しさばかりがつまった物語ではありません。むしろ、物語のなかの子どもたちには、つらく苦しいできごとがあとからあとから襲ってきて、絶望にうちひしがれそうになります。それでも、信じることをあきらめないで、希望を捨てないで、と作者は全身全霊で世界にメッセージを送っているのです。


 いま、つらい境遇にある子どもたち、さびしさや悲しみをかかえている子どもたち、恐怖や怒りにふるえている子どもたちに、温かい手や優しいまなざしがまわりから届くことを祈ります。


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