top of page

(過去記事)クイズ

  • 執筆者の写真: 杉本 詠美
    杉本 詠美
  • 2022年4月1日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年6月23日

なんでしょう?


(※ココログに2012年2月に書いた記事の転載です。ブログのお引っ越しのために、過去記事をいくつかこちらに移しています。)

ree

こたえは、こちら。


ree

 翻訳者の仕事には翻訳そのものだけでなく周辺の仕事もいろいろあります。出版社などの依頼を受けて未訳の原書を読み、出版検討のための資料(書誌情報やあらすじ、評価などをまとめます)を作成する「リーディング」もそのひとつで、自分でこれはという本を出版社に持ち込む場合にも同様の資料を作ります。どう工夫したらそのリーディングを効率よく上手にできるかということは、わたしたちのあいだでよく話題になるのですが、わたしがここ2年あまり気に入って実行しているのが、この付箋はりまくり法。もっといっぱい貼って本がぶわっとふくらんでしまうこともあります。

「どんなところに貼るの?」 「付箋の色に意味はあるの?」 「こんなに貼ったら、かえってわからなくならない?」

などと訊かれることもありますが、わたしはこれでかなり効率アップしました。コツはあまり深く考えないで、気になるところにはどんどん貼っていくこと。新しく出てきた人物、そのひとの特徴、場面が変わったところ、場所やものの描写、何か動きがあったところ、行動の理由や心情を説明しているところ、何かの伏線になってるかもしれないと思うところ、だいじそうなセリフ、などなど……。付箋の色にも形にもこだわらず、貼りまくります。  すると、「貼る」という行為が記憶に働きかけるのか、メモなしでもあらすじが楽にまとめられるようになりました。メモをとると時間がかかるし、読みながら少しずつあらすじをまとめているとどうしても文章が長くなりがちですが、これだと固有名詞や時間など必要なところを確認するくらいですみますし、それが書いてあるところをさがすのも付箋のおかげでかなりスムーズにさがせます。短時間で一気にあらすじを書けるので、むだが少なく、推敲も楽です。ほとんどの付箋は直接役にたっているようには見えないかもしれませんが、実はぜんぶ間接的に役にたっているのだろうと思います。

 きちょうめんな方には向かないでしょうが、本が色とりどりになっていくのも楽しくて、よいですよ。貼った付箋はあとでまたはがして、粘着力がなくなるまで再利用。この方法で困るのは、いつも充分な量の付箋を持っている必要があること、いつでもうちの中のあちこちにはがれた付箋が落ちていること、猫たちは付箋をはがすのが好きだということ(!)です。

コメント


bottom of page