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新刊予告『知らないどこかへ 難民となった子どもたち』

  • 執筆者の写真: 杉本 詠美
    杉本 詠美
  • 3 日前
  • 読了時間: 2分

 出版社サイトに情報が出ました。『知らないどこかへ 難民となった子どもたち』(カシュミラ・シェット文/ニコロ・カロッツィ絵/汐文社)。




 タイトルにもあるとおり、「難民」の子どもたちを描いた絵本です。表紙で、両親に手を引かれながら、悄然と後ろを振り返る女の子。この子はいままで住んでいた土地に大好きなおばあちゃんを残して旅立つところです。別の場所で、同じように両親に手を引かれ、綿畑のなかの小道を行く男の子も、後ろ髪を引かれるように、来た道を振り返りながら、ほかの何組もの家族につづいて歩いていきます。爆撃を受ける町の通りを母親に手を引かれて走る女の子は、目を大きく見ひらき、片手に人形をしっかりと抱えています。


 手に持てるだけの荷物を持って旅立つ3組の家族、3人の子どもたちを、これから何がまちうけているのでしょうか。


 本文にはありませんが、3組の家族はそれぞれ、チベット、シリア、ウクライナから国外に逃れて難民となった家族だということが、原書のカバーソデに書かれており、邦訳のカバーでもそのことを示し、後ろソデでそれぞれの事情について、少し説明を加えました。


 巻末には「だれかと出会うきみへ」と題した、心に響く解説文があります。これは、立教大学異文化コミュニケーション学部准教授で、『自分ゴトとして考える難民問題 SDGs時代の向き合い方』(岩波書店)『わたし8歳、職業、家事使用人。 世界の児童労働者1億5200万人の1人』(合同出版)などのご著書のある、日下部尚徳先生に書いていただいたものです。


 来月21日(火)発売ですが、GW、5月4日、5日に開催される「上野の森 親子ブックフェスタ」で先行発売されますので、ご来場の際は、ぜひ No.53の汐文社ブースにお立ち寄りのうえ、手にとってみていただければと思います。



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